ピアノの防音;老後の趣味のために始める初めてのピアノレッスン

ピアノの防音

近年、ピアノの音が原因で、

ご近所さんとのトラブルが多発しているようです。

ピアノの音は、弾く人にとっては、心地良いものですが、

ピアノに興味のないご近所さんなどには、

ピアノの音が、人の迷惑になり騒音だと思われるものだと、

十分に理解しましょう。

そこで、ピアノを弾く人は、

ピアノの音が原因でトラブルにならないように配慮し、

防音対策を絶対にしましょう。

防音対策で最も有効なのは、部屋を防音室にリホームすることです。

ですが、防音室は非常に価格が高いです。

そこで、このページでは、防音室を使わずに出来る、

ピアノの防音対策を紹介します。

まず、最低限のエチケットとして、次の事をしましょう。

・ピアノを弾く時は、窓やドアを閉めましょう。

・朝早い時間や夜遅い時間には、
　ピアノを弾かないようにしましょう。

・ご近所さんと普段からコミュニケーションを大事にし、
　自宅でピアノを弾くことを知らせておきましょう。

これらをするだけでもだいぶ違います。

次に、防音室を使わないで出来る防音対策です。

まずは、ピアノの置き場所を、

お隣の家となるべく離れた部屋に置きましょう。

壁側にピアノを寄せたい場合は、

響板側を内壁側に10～15㎝あけて寄せて置きましょう。

次に、市販されている、

ピアノ用の各種の防音・防振グッズを利用しましょう。

様々な防音・防振グッズがありますが、

ここでは、防音・防振グッズで、

最低限これだけは使用した方が良いものを紹介します。

それはピアノ用のゴム製インシュレーターです。

インシュレーターは、ピアノの足の下に取り付けるものです。

防音はもちろん、ピアノを安定して設置させるという役割もあります。

また、地震などの時に、ピアノの転倒を防ぐことができます。

必需品です。

次に、防音・防振グッズを利用しても防音が難しそうな場合は、

電子ピアノを利用しましょう。

しかし、電子ピアノでヘッドフォンを使用しても、

ピアノの打鍵音が騒音問題になる場合もあります。

ピアノの打鍵音を防ぐには防振グッズを利用しましょう。

他にも、アコースティックピアノに、

音を出さないようにする消音装置を取り付け、

電子ピアノみたいにする方法もあります。

こちらも、打鍵音が騒音問題になる場合もありますので、

きちんと対策をしましょう。

これらの防音対策をしますと、

防音室でなくても、ある程度はピアノの防音が可能だと思います。

ご近所さんに迷惑をかけトラブルにならないように、

防音対策をしっかりし、老後の趣味のためにも、

楽しみながらピアノの練習をしましょう。